Z様 ZRX1200R エンジンOH 1
- 2014/06/28
- 10:15
04モデル ZRX1200R エンジンオーバーホールを兼ねてバージョンアップのご依頼です。
走行距離は約50,000kmです。 まずは現状確認のためにシャーシダイナモで測定します。

測定後、早速エンジンを下ろして作業に移ります。

クラッチカバーを外しました。
クラッチプッシャプレートの外淵に打痕が多数見受けられます。
スポーツ走行を多用されるかたの車両に見受けられる兆候です。
エンジン始動時に異音がする方は要チェックです。
【ゼネレータースプロケット・チェーン・テンショナセット】

さて作業はヘッド部に移って行きます。
ヘッドカバーを外してカムシャフトなどを取り外します。

カム山にいくつかカジリが見つかりましたが、#4インテーク側が一番ひどい状態でした。
このカムシャフトは再利用しません。ハイカムに変更となります。

ヘッドを取外して裏返してみました。

ピストントップもあまりカーボンが体積していませんね。
飛ばし屋さんだからでしょうか?w

越上分解が終われば次に腰下へ移ります。
ノーマルの5速ミッションです。

左がSTD5速、右がNEW6速ミッションです。
ギア比的には1・2・TOPは共に同じです。3・4・5の構成が変わります。
STDの5速だと3~2へのシフトダウン時はギア比が離れていて使いにくい部分があります。
また加速時には2~3~4~とスムーズにシフトアップが出来とてもスポーティに乗れるようになります。

取り外したクランクとコンロッド。
クランクは曲がりを点検します。

コンロッドは重量合わせを行い、なるべく回転抵抗がでないように配慮します。

走行距離からしても今後問題が出る可能性がるのでワンウェイも交換しました。

あらかた腰下の作業に目処がついたので今度はヘッドをバラしていきます。

やはり中側にはそれなりにカーボンが体積していますね。
ばっちり清掃していきましょう。ステムシールも交換です。

走行距離は約50,000kmです。 まずは現状確認のためにシャーシダイナモで測定します。

測定後、早速エンジンを下ろして作業に移ります。

クラッチカバーを外しました。
クラッチプッシャプレートの外淵に打痕が多数見受けられます。
スポーツ走行を多用されるかたの車両に見受けられる兆候です。
エンジン始動時に異音がする方は要チェックです。
【ゼネレータースプロケット・チェーン・テンショナセット】

さて作業はヘッド部に移って行きます。
ヘッドカバーを外してカムシャフトなどを取り外します。

カム山にいくつかカジリが見つかりましたが、#4インテーク側が一番ひどい状態でした。
このカムシャフトは再利用しません。ハイカムに変更となります。

ヘッドを取外して裏返してみました。

ピストントップもあまりカーボンが体積していませんね。
飛ばし屋さんだからでしょうか?w

越上分解が終われば次に腰下へ移ります。
ノーマルの5速ミッションです。

左がSTD5速、右がNEW6速ミッションです。
ギア比的には1・2・TOPは共に同じです。3・4・5の構成が変わります。
STDの5速だと3~2へのシフトダウン時はギア比が離れていて使いにくい部分があります。
また加速時には2~3~4~とスムーズにシフトアップが出来とてもスポーティに乗れるようになります。

取り外したクランクとコンロッド。
クランクは曲がりを点検します。

コンロッドは重量合わせを行い、なるべく回転抵抗がでないように配慮します。

走行距離からしても今後問題が出る可能性がるのでワンウェイも交換しました。

あらかた腰下の作業に目処がついたので今度はヘッドをバラしていきます。

やはり中側にはそれなりにカーボンが体積していますね。
ばっちり清掃していきましょう。ステムシールも交換です。
