ゼファー1100をお乗りのお客様から加速途中でリアが滑ってるような感じがするとの事。
何々?と試乗チェックしていると、加速しながらセカンドにシフトチェンジするとガツ~ンとミッション一時的に抜けてからまた入るような症状が確認できました。
早速エンジンを開けて点検です。
ミッション関連のパーツを分解チェックです。
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パーツ各部を入念にチェックしていくとなにやら怪しいところが判明してきました。
TOP、2NDのギア、シフトフォーク、シフトドラムに損傷が見受けられます。
ゼファー1100は1速~2速のミッション間隔が広いため、シフトチェンジの際にキチンとギアチェンジしていないと今回のようなトラブルケースに繋がる場合があります。
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交換する部品です。 細部を比較してみましょう。
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ギアTOPです。 左が新品です。 矢印のところ、見難いですがエッジ部分が削れています。
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2NDギアです。左が新品です。 矢印のところに傷が入っています。 回転方向に傷があるため、ギアが抜けた時に引っかいたと思われます。
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続いてシフトドラムです。 下が新品です。 
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矢印のところですが、エグレというか欠けています。
急激なミッションの抜けの衝撃で欠けてしまったと思われます。
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シフトフォークです。左が新品です。 カニ爪の部分を見ると傷が入っています。
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あわせてドライブテンショナも点検します。左が新品です。
ゼファー1100では定番?のように壊れていました。
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ドライブテンショナを分解比較してみます。
左が新品です。 写真では確認しにくいですが矢印の部分が摺れてギザギザの山部分が潰れてしまっています。
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ドライブテンショナのスプリングも比較してみます。
左が新品です。 スプリングの高さが違います。縮んでしまったようです。
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デジタルノギスで差を計測してみました。下が新品です。
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あとは手順通りに部品を戻して修理完了です。
テスト走行でもギア抜けの症状は見受けられませんでした。
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